
映画「おくりびと」で登場した納棺師の仕事は、故人様の旅立ちの身支度をし、
お姿をきれいに整えることで、皆様が故人様としっかりとお別れが出来るお手伝いをします。
適切な処置により、ご臨終後、刻々と変化するお体の状態を維持することができます。
「きれいに」とは?
亡くなった方へのお化粧は誰でも出来ますが、亡くなった方のお肌は油分や水分が少なく普通のお化粧品では、きれいにお化粧が出来ないことが多いので、経験と知識を備えた専門スタッフがお肌の状態に応じた処置を行うことをお勧めします。
“安全に”とは?
亡くなった方のお体は、時間とともに変化が訪れます。
お体の状態を保つためにドライアイスの処置をしますが、より安全な状態を保つためには、お湯と石けんを使用してお体洗いを清めるご処置がお勧めです。
お体の変化は、人が亡くなった際の当然起こる、ごく自然な現象ですが、清らかに美しくお体の状態を保つには、専門スタッフの処置をお勧めします。
亡くなった方のお体は、とてもデリケートなので気温や湿度などによって変化が生じやすくなっています。
また亡くなった後でも大切な方との触れ合いは欠かせませんが、一見きれいに見えるお体でも、衛生面に不安があることもあります。
弊社社員は、ご遺体処置の研修を受け、ドライアイスの処置などの技術を習得し、日々知識と技術向上に努めていますが、万全を期すために専門家である納棺師による処置を勧めています。
着せ替えとは?
アルコールを浸した脱脂綿でお体を洗い清めた後、白装束や生前に好んで着ていた服などに着せ替え、お化粧をして、旅立ちのお姿を整えることです。病院でお亡くなりになる方がほとんどのため、浴衣、パジャマ姿で最期を迎える方が多くなっていることから、納棺師の着せ替えサービスを利用する方が増えています。
【着せ替えの目的・特徴】
お化粧(メイク)も含まれています。
お好みの衣装・服装に着せ替えた後、お化粧を施すので、生前のようなキレイな姿でお休みいただくことができます。
亡くなった方らしい、服装で最期をお見送りすることができます。
仏教の通過儀礼として、白装束に着せ替えすることもできます。
実際のおくりびと(納棺師)は、裏方として活動することが多くなっています。 皆様の見ていないところで旅立ちのお手伝いをすることが多くなっていますが、皆様のご希望により、ご一緒にお手伝いすることもできます。
大きな影響は特にありませんが、私たちの仕事の本来の意味を知っていただくきっかけになったような気がします。また、納棺の儀を希望される方が増えたような気がします。